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カッコよくなりたいオヤジの衣・食・住についての記録。

上品な大人男子風?!季節感を楽しむブラックスエードシューズ

 今季、活躍しているのがオリエンタルのブラックスエードシューズ。履き心地もいいですが、秋冬の季節感が出せて、個人的にすごく洒落ていると思ってる。

 ちょっと起毛感のあるパンツと非常に相性がいいですね。グレーフランネルのスーツなんかに合わせると、おそらく、最強に洒落ていてカッコいいと思うのですが、フランネルのスーツを持っていない・・・orz

 来季こそは、フランネルのグレースーツを購入して、今期以上にこの靴を活躍させたいと思ってます。

 先日、購入したチェスターコートを使った全身グレーのコーディネート。ワントーンのコーディネートは、やっぱり好きですね。特に、全身グレーは、上品な大人男子をよそおえてお勧めです(笑)

 

 

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革靴の履き心地を検証する(反り返り比較)(クロケット、シェットランドフォックス、オリエンタル、エンツォ・ボナフェ)

 革靴の履き心地を左右する要因一つに返りの良さがあります。返りが良い靴は、歩行時にボールジョイント辺りでしなやかに屈曲してくれるので、抵抗が少なくて歩きやすい。逆に、返りが悪い靴は、抵抗が大きくて、歩きにくく、大げさに言えばロボットのような歩き方になってしまいます。さらに足が圧迫されるので痛くなりやすかったりもします。

 

 返りが良いと、踵が上がりやすく歩きやすい。

 

 今回は、ワタシが所有する革靴の返りの良さを比較検証して、履き心地の良さとの関係を検証してみたいと思います。比較するのは、以前に比較をしたストレートチップの、3つ(クロケット、シェットランドフォックス、オリエンタル)とエンツォ・ボナフェの4足。

 比較は革靴の底全面が地面に接地した状態から、カカトを上げていって、屈曲部の角度が45度になる時にどの位の力で押し付ける必要があるかで比較してみたいと思います。

 結果は、以下のようになりました。

  1. オリエンタル(グッドイヤーマッケイ製法)    約2.5kg
  2. クロケットグッドイヤー製法)         約5.0kg
  3. エンツォ・ボナフェ(グッドイヤーマッケイ製法) 約5.0kg(試し履き程度)
  4. シェットランドフォックス(グッドイヤー製法)  約8.5kg

 オリエンタルの数値の低さが、突出していますが、このような順番になりました。実際、履いたときの感触としても、以下のようになっていて、自分の感覚とも合致します。やはり返りの良さは、履き心地に直結してますね。

  • オリエンタルは屈曲が非常に良くてストレスフリーな履き心地。製法が、グッドイヤーマッケイ製法なので、ソール自体が柔らかく返りがよく、さらにアッパーがスエード素材なので、アッパーとしても表革より柔らかいことが原因だと思います。
  • クロケットは、グッドイヤー製法なのでガッシリした履き心地です。購入当初は硬かったのですが、シングルレザーソールということもあり、馴染んだ今は、カチッとしながらも履き心地は良好です。
  • エンツォ・ボナフェについては、試し履き程度で、まだ馴染んでいないにも関わらず良好な反り具合。製法、アッパーともにオリエンタルと近く、履き心地も近いですね。
  • シェットランドフォックスは、購入当初はまともに歩けないぐらい硬かったですが、改善してきています。とはいえ、まだちょっと硬いなぁ〜という感じですね。

 こうやって実際にデータで比較してみると、ブランドのコンセプトや、靴の製法の特徴を実体験としてよく深く理解することができました。

 若い頃は、英国靴至上主義で英国製のグッドイヤー製法以外は認めない的な所もありましたが、年齢も上がり、革靴はあくまで仕事を快適にこなす為の道具と捉えて、履き心地を重視した靴をセレクトすることが多くなっています。そうなると、足型が日本人に合いやすい国産や、イタリア靴、フランス靴など、選択肢も広がってきて面白いですね。

 もちろん、靴の購入にあたっては、履き心地は重要なファクターですが、デザインや耐久性、価格など、検討する項目は多々あります。履き心地において重要な、返りの良さも考慮するとよいと思いますので、今回の検証結果は、1つの参考になるのではないかと思います。

 今回、比較したのは、以下の3つのストレートチップとエンツォ・ボナフェ。左から、シェットランドフォックス、クロケット&ジョーンズ、オリエンタルシューズ。

 エンツォ・ボナフェは、シングルモンクのスエードになります。

 

 見た目を中心とした比較はこちらになります。

 

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暖冬のチャンスにお得にベーシックアイテムを手に入れた!(イタルスタイル チェスターコート)

 ここ数日、冷え込みますが、今年は暖冬ですね。そのせいか、重衣料のセール品の中にお買い得なアイテムが多いように思います。

 今回、ずっと一着は欲しいと思っていた、グレーのチェスターコートでセールになっていたものがあったので購入しました。

 購入したのはカノニコ社のダブルフェイス生地を使ったチェスターコートで、個人的に大好きなイタルスタイルのもの。芯地材を使わない軽い仕立てなので、スポルベリーノコートというようですね。

 生地はダイアゴナルの濃いめのグレーですが、明るめの糸が混ぜてあるので、とても雰囲気のあるものになっています。ちなみに、裏面はネイビーで、ちらりと見えたときにお洒落かなと思ってます。この辺りは、さすがカノニコ社の生地というところでしょうか。良いものを買えました。

 形としては、ベーシックですが、スラントポケットになっていてスポーティな印象で、欲しかったイメージに違いです。フィッティングは、かなりタイトで、アームもかなり細いので、すっきりスマート。スーツの上に着ると本当にジャストサイズという感じです。昨今のビッグシルエットの流れには反しますが、ビジネスで使うことを考えるとタイトめにキッチリ着こなしている方が好印象だと考えていますので、良かったと思います。

 アウター類は、どうしても高額になるので、限られた予算の中でお洒落を楽しみたい私にとっては、嬉しい出会いとなりました。

 こういった良い機会を大切にしていきながら、少しづつワードローブを充実させていきたいと思います。


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:【SPECIAL PRICE】 Artigianaleアルティジャナーレ チェスターコートグレー×ネイビー カノニコ生地 | ITAL STYLE WEAR

 

 

久しぶりに履きたいサイドゴアブーツ(クロケット&ジョーンズのチェルシー3)

 最近、久しぶりに履きたいと考えているのがサイドゴアブーツ。というのも、Beams fのディレクターの西口さんが、Instagramなどで、サイドゴアブーツを使ったコーディネートをアップされていて、その着こなしが非常に素敵だなと思ったから。以下の記事でも、サイドゴアを履くことが多くなってきていると仰っています。(西口さんのサイドゴアはチーニーのもののようですね。)

www.esquire.com

 サイドゴアブーツ自体は、昔から好きで、色違いで2足持っていたのですが、最近はたまに履く程度でした。ということで、前回履いてから数カ月経っていたので、久しぶりデリケートクリームを入れてから、クレムで磨いてあげました。やっぱり、手入れをしてやると見違えますね。もっちりとした革が、鈍く光ってよい感じです。

 これはクロケット&ジョーンズ(CROCKETT & JONES)のチェルシー3(CHELSEA3)というモデルです。ちょうど、今、Beamsさんでも取り扱いがあるようですが、こちらも購入したのは、10年以上前。伝統的な英国靴は、飽きが来ないベーシックモデルが多く、モデルライフが長いのも安心して購入できる理由の1つですね。

 チェルシー3は、セミスクエアトウのちょっとシャープな印象のブーツになっています。ラストは、238でオーソドックスなスタイルだと思います。

 ソールは、シングルレザーソールになっているので、返りもよくて、とても履きやすい部類だと思います。

 サイドからのバランスも、いいですね。

 

 西口さんが、ちょっとフレンチ・マリンっぽい着こなしの中で、ホワイトデニムにサイドゴアブーツを合わせていたのが、とってもお洒落でした。ワタシもネイビーxホワイトのさわやかコーデで、ちょっと若ぶってみようと思います(笑)。

 

  西口さんのは、こちらの表革モデルのようですね。

 

  デリケートクリームは、よく使うので200mlの超お得モデルがいいですね。次回は、これを買おうと思います。

 

 クレムは、ちょっと高いですが、匂いも良いしお気に入りのクリームです。 

 

エンツォ・ボナフェのシングルモンク

 非常に個人的な事ですが、今年は本当に仕事を頑張ったと思っていて、一皮むけることが出来た一年でした。ってことで、ご褒美にサンタさんがやって来てくれました(笑)

 購入した靴は、エンツォ・ボナフェのシングルモンク。ずっと憧れていた靴です。

 家庭を持つサラリーマンのワタシにとって、革靴に出せる金額は限られています。そうなると、品質と価格のバランスが良いブランドが多い国産ブランドの靴が中心になり、それらをよく見ていたのですが、やっぱりいちどは履いてみたい靴というのがいくつがあります。

 英国靴のエドワード・グリーン、イギリスとフランスの融合ジョン・ロブ、フランス靴の代表JMウェストン、そして、イタリアのエンツォ・ボナフェ。どのブランドも、それぞれ特徴を持った最高峰ブランド。憧れますよね〜。

 エンツォ・ボナフェのイメージは、イタリア靴でありながら、どちらかと言えばイギリス靴に似たベーシックなデザインが多く、手作業にこだわった丁寧な靴作りをするメーカーかなという程度で、これまでよく見たことはありませんでした。しかし、オリエンタルのグッドイヤーとマッケイを組み合せた製法の極上の履き心地の靴に出会ってから、すごく気になっていました。というのも、エンツォ・ボナフェの靴にも、グッドイヤーとマッケイを組み合せた2C(ドゥーチェ)製法で作られているものがあります。しかも、熟練の職人による手作業にこだわったグッドイヤー・ア・マーノ製法(ハンドソーンウェルテッド製法)と来れば、どんな履き心地なんだろうと気になりますよね。製法に関しては、恐らくオリエンタルがエンツォ・ボナフェを靴作りを参考にしたのでしょうね。

 そんなエンツォ・ボナフェに、日本人の足型に合うようにビームスが別注をかけたエクスクルーシブモデルが、こちらのシングルモンクです。

 

 実は、モンクストラップシューズは初めて。最近は、ダブルモンクが非常に人気があるようですが、王道はやはりシングルモンクだと思います。
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 ピッチドヒール。小ぶりなヒールで良いフィッティングですね。
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 モンクストラップも、慣れれば脱ぎ履きしやすそうです。
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 購入するまで知りませんでしたが、バックルはゴムで固定されているので、紐靴よりフィッティングはシビアではないですね。
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 ビームス別注と、手作りの文字。
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 綺麗なソール。普段ならハーフラバーを貼るところですが、ちょっと悩んでいます。ビンテージスチールだけにして、オリジナルのソールの感触を楽しむか、オリジナルソールを最大限延命させるためにハーフラバーを貼るか。今のところ、しなりが良い靴なのでトウの削れは酷くはないことを期待して、暫くオリジナルソールを楽しんでからハーフラバーを貼ろうかと考えています。f:id:akamira:20191231223812j:image


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 コバの仕上げも綺麗ですね。
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 まだ足入れをして室内で試し履きした程度ですが、アッパーが柔らかなスエードということもあり柔らかい感触で、ソールの反りも良く、これから履き込むのが楽しみです。

 

 今年、最後のお買い物。思い出深いものになりそうです。

カジュアル用のベルトに悩んだら、ユニクロのレザーメッシュベルトで決まり!

 今年、買ってよかった物は、いくつかありますが、これ以上のコスパの商品はないのではないかと感じた商品が、ユニクロのレザーメッシュベルトです。

 はっきり言って、スーツスタイル以外では、これだけ持っておけばOKと思います。ワタシも、レザーメッシュベルトはずっとほしくて、ホワイトハウスコックスのものなど、何度か見に行ったのですが、ベルトに2万円はなぁ~と、その値段に尻込みしてしまい手が出ませんでした。

 ところが、さすが天下のユニクロさん。品質も文句のつけようがないレベルの商品が、なんと2990円(税別)!しかも、太さも絶妙な30mmで使いやすい。ホワイトハウスコックスだと、標準の太さ(32mm)と今のトレンドを反映した細いもの(28mm)と2種類あってどちらにするか悩みますが、ちょうど中間のいいとこ取りの太さになっていて、そんな悩みも必要なしです。

 これの黒と茶を2本買えば、もうベルトのことは心配する必要なしの最強アイテム。もし見たことがない人は、是非、一度手に取ってみて下さい。迷わず、レジに直行することになると思います(笑)!

 こちらが、ユニクロのレザーメッシュベルト。

 末端の処理も、とっても綺麗で、素直なデザイン。

 バックルもシンプルで、文句なし。

 レザーもしっかりした肉厚のもので、質感的にも文句なしです!

 

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/427428-09

 

ヴィスコンティの万年筆(レンブラント)は、使い勝手良好っ!

 少し前に、性懲りもなく、また万年筆を買ってしまったのだが、これが非常に気に入ってしまったので、ちょっとご紹介。

 購入したのは、ヴィスコンティ(Visconti)というイタリアのブランドのレンブラント(Rembrandt)という万年筆で、同社のエントリーモデル。。このブランドの各モデルには、画家の名前がついていることが多く、おそらく一番メジャーかつメインなのは、ヴァン・ゴッホ(Van Gogh)だと思います。ヴァン・ゴッホは、細かな面取りがしてあったりして、華やかな軸が使われていたりと高級感は高いのですが、今回は日常使いが目的だったので、シンプルなレンブラントにしました。

 

 こちらが購入したレンブラント。軸のブルーが綺麗ですね。ちょっと特徴的なのが、クリップでしょうか。バネ式になっていて、使いやすいです。アーチ部分のVISCONTIという文字もさりげなくて好感が持てます。 

 

 キャップの先には、さりげなく装飾が施されています。

 

 ニブは、スチール製なので、いわゆる鉄ペンです。私は、カチッとした書き心地が好きなのですが、この万年筆は、まさにそれ。カチッとしてるけど、当たりが柔らかいので、個人的には非常い好きな書き心地です。インクフローもよいですよ!

 

 そして、ヴィスコンティの万年筆の最大の特徴だと思っているのが、マグネティックロック。つまり、磁石式の嵌合キャップなんです!これが非常に使いやすい。


ヴィスコンティのマグネティックロック

 私は、仕事でメモを取ったりしたりするときにも万年筆を使うので、キャップの開け閉めが非常に多い。そうなると、ネジ式のキャップは使えないんですよね。だから、普段は、ラミーのサファリを愛用していたのですが、こいつを買ってサファリの出番が極端に減りました。

 使い勝手を含めて、日常使いが出来ながら、所有欲も満たしてくれる万年筆だと感じています。皆さんも一本いかがでしょうか。