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カッコよくなりたいオヤジの衣・食・住についての記録。

革靴を履き込むということ

 若い皆さんにとっては、ビジネスシューズとしてそこそこの値段の革靴を買うというのはハードルが高いのかもしれません。けれど、社会に出て20年以上の人間としてアドバイス出来るなら、なるべく良い靴を買って、手入れをしながら履き込む楽しさや、味の出てきた靴を履きこなすカッコよさを知ってほしいと思います。

 それは何故かと言うと、手入れをしながら履き込んだ革靴以上にカッコいい革靴はないと思うからです。いくら高価な革靴でも、新品のおろしたてでは、カッコよくないというのは、多くの方に賛同いただけるのではないかと思います。ある程度履き込んで、その人に馴染んでいる状態がカッコよいと思うのです。

 私は、途中あまり履かなかった時期がある場合もありますが、購入してから15年以上履いている革靴を5足以上持っています。ある程度の品質を備えた革靴は、手入れをすることで10年以上履けてしまいます。そうすると、買い替えたくてもなかなか買い替えることが出来ないのです。だからこそ、靴だけは少々無理をしても良いものを買うほうがいいよという意見が多いのだと思います。

 若い皆さんの中に、靴を履きつぶして捨てるのではなく、手入れをしながら履き込むことを楽しむ人が少しでも増えてくれればと思います。