シングルモンク(オリエンタルのジョセフⅡ)のソールが減ってきたのでハーフラバーを装着!
オリエンタルのシングルモンクのソールが擦り減ってきたので、少し早いですがハーフラバーを装着しました。以下の記事を確認すると、約3年履いたことになりますね。
この時は、後々、ハーフラバーを装着するつもりだったので、ソールの先端を削らないジェリービーンズを装着していました。一般的には、ソールの先端を削って装着するビンテージスチールを使っている人が多いと思いますが、ジェリービーンズも個人的にはお勧めです。
ハーフラバー装着前の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、修理を終えた靴がこちら。阿倍野の近鉄百貨店内になる修理工房でお願いしました。ここの仕事は、本当に丁寧で綺麗に仕上げてくれるので安心してお願いできます。
ソールの様子。いつもながら綺麗です。革が見えている部分の油分が足りないですね。後日、メンテナンスしておこうと思います。
コバの様子。非常に綺麗な仕上り。
サイドからもバッチリです。
コロナは明けましたが、在宅ワークなどが増えて職場におけるカジュアル化が一層増した印象です。ネクタイをして紐靴をはく機会は大きく減少しました。そんな中では、スーツ(ノーネクタイのケースがほとんど)にも合わせられるスリッポンタイプのこのシングルモンクは、大変、重宝しており、着用頻度は上がる一方です。見た目の軽快さもよいですが、脱ぎ履きする際にバックルを外したりしないで、スリッポンのように履けるので、使い勝手がいいですね。
ハーフラバーのつま先剥がれを自分で修理する
革靴にハーフラバーを張っている方は、多いと思いますが、つま先だけ剝がれちゃって、全体としてはまだまだ大丈夫なのに、ハーフラバー全体を張り替えるのはもったいないな、と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
私も何度かハーフラバーのつま先が剥がれたことが、その度にショップに持ち込んでいたのですが、最近は、軽い剥がれであれば自分で補修しています。
今回は、そんな補修の様子をご紹介します。参考になれば幸いです。
こちらが、ハーフラバーのつま先が剥がれてしまった状態です。ハーフラバーを張る際に、つま先で削れていた革の部分に当て革をしていたのですが、その当て革部分で剥がれてしまっています。
少し手で開いてみると、結構奥まで剥がれているのが分かります。
そこで、この部分を以下の接着剤で接着します。今回、接着するのはゴム‐ゴムもしくはゴム-皮革なので、ゴム皮革用のこの接着剤が最適です。さらに、これは透明なクリア仕様なので、接着剤も目立たなく綺麗に仕上げることができます。
靴の先端部は、屈曲する部分なので、完全に硬化する接着剤よりは、固まってもゴム状をキープしてくれるこういった接着剤がいいですね。
接着方法は、接着面に接着剤の塗ったら5~10分乾かしてから、圧着します。プロがやるなら、金づちでたたいたりして圧着しますが、そこまではできないので、床にしっかり押し付けて接着しました。なんとなく心配だったので、クリップで挟んだ状態で1日乾燥させました。
乾燥させた後の様子。当て革が若干ずれて、段差ができてしまっています。はみ出した接着剤は、透明なので、そこまで目立たないですが、やっぱり汚いですね・・・
ということで、ここから仕上げていきます。
まずは、紙やすりで革の表面を削ります。仕上げは、400番ぐらいでやりました。もうこれで、つま先のガタガタが無くなり、エッジも立ちました。
最後に、コバインキで仕上げをしておしまい。素人の修理としては、十分ではないでしょうか。
今回、ご紹介したセメダイン Gクリアは、一本持っておくと、本当に便利だと思います。皆さんも、是非、自分でのハーフラバー修理に挑戦してみてください。
好きなものは変わらない
皆さんは、流行が好きですか、それともベーシックが好きですか?
私は、圧倒的にベーシックが好き。変わらないものが好き。
もう、いいおっさんの私ですが、実際、長いこと好きなものって変わっていません。
写真を整理したら、こんな写真が出てきました。当時、大好きだった雑誌のお気に入りのページのコピーです。もう、15年以上前のものだと思うけど、今でもやっぱり好きな感じ。
ほんと洒落てるよなぁ・・・まだまだだけど、自分なりにおしゃれ、楽しもっと!
アンティーク時計を革ベルトを変えて遊ぶ。こんな洒落た時計欲しい!
ちなみに、これはホイヤーのオータヴィア。今じゃ、高くてなかなか手が出ないですね。
続いては、この着こなし。スタンドカラーニットとか、ちょっとざっくりしたタートルネックの中に、シャツを入れる着こなしは、ずっと変わらず好き!
ネイビーは、永遠の定番食。ネイビー、グレー、グレージュをうまく着こなせるようになりたいですね。
ネイビーとホワイト。ちょっとキザだけど、これもやっぱりかっこよいですよね。どこかに抜け感を作って、キザになりすぎないようにしたいですね。
スーツもネイビー。間違いないですね。
ドレス靴とデニム。表革のドレス靴だとやりすぎだけど、スエードなら良い感じですね。
いや~、どれもいいわ。15年経っても、まったく変わらず洒落てる。こんなスタイルを身に着けたいですね。
革靴を履き込むということ
若い皆さんにとっては、ビジネスシューズとしてそこそこの値段の革靴を買うというのはハードルが高いのかもしれません。けれど、社会に出て20年以上の人間としてアドバイス出来るなら、なるべく良い靴を買って、手入れをしながら履き込む楽しさや、味の出てきた靴を履きこなすカッコよさを知ってほしいと思います。
それは何故かと言うと、手入れをしながら履き込んだ革靴以上にカッコいい革靴はないと思うからです。いくら高価な革靴でも、新品のおろしたてでは、カッコよくないというのは、多くの方に賛同いただけるのではないかと思います。ある程度履き込んで、その人に馴染んでいる状態がカッコよいと思うのです。
私は、途中あまり履かなかった時期がある場合もありますが、購入してから15年以上履いている革靴を5足以上持っています。ある程度の品質を備えた革靴は、手入れをすることで10年以上履けてしまいます。そうすると、買い替えたくてもなかなか買い替えることが出来ないのです。だからこそ、靴だけは少々無理をしても良いものを買うほうがいいよという意見が多いのだと思います。
若い皆さんの中に、靴を履きつぶして捨てるのではなく、手入れをしながら履き込むことを楽しむ人が少しでも増えてくれればと思います。
小ぶりなダイバーズウォッチ
ダイバーズウォッチがいつかは欲しい!
と思い続けて、何年経ったかわかりませんが、未だにその思いは変わりません。
回転ベゼルが付いたダイバーズウォッチの男心をくすぐるデザインが最高にかっこいいですよね。ただ、細腕の私にとっては非常に選択肢が少なく、難しい分野かなと思っています。
そんな中、細腕の私にもこれはっ!と思うものがあったので、備忘録。
1つ目。BLOVAのシュノーケル。 ※画像は、借り物です。
これは35mmという、私にとっては、びったりのサイズ感。
ステンレスのダイヤルのヤレ感もたまりません。ブローバは、かなり時計好きな方じゃないと知らないメーカーにはなりますが、時計好きには人気のあるメーカーのようです。
2本目。オメガー シーマスター120。 ※画像は、借り物です。
こちらは、オメガ。38mmというサイズは、ダイバーズウォッチの中では小ぶりで、私の腕にも合いそうです。ケースフォルムが良いですね。
どちらもヴィンテージの時計なので、なかなか実物を見ることが難しいですが、機会を見つけて気長に探そうと思います。
GORE-TEX搭載でありながらグッドイヤーウェルト製法のビジネスシューズ
雨の日用に新調したビジネスシューズが素晴らしい。GORE-TEX搭載で完全防水なのに、しっかり高級靴顔をしていて履いていてテンションが上がります。
これはREGALさんのものですが、REGALさんの底力を感じました。
ぱっと見では、とてもGORE-TEX搭載の革靴には見えないですよね。製法としてもグッドイヤーウェルト製法になっており、ソールの張替えにも対応しているとのこと。※ただし、防水性を担保するために1回までしかオールソールはできないそうです。
GORE-TEXが搭載されているのは、雨の侵入を防ぐだけでなく、履き心地の改善にも貢献しています。内側にGORE-TEXが張ってあるので、足上がりが非常に柔らかい。
どうもこのシリーズは、すでに廃盤になっているようで、取り扱っているショップは少ないですが、見つけたら確保することをお勧めします。
より汎用性の高いストレートチップはこちら。
スーツのスラックスの裾上げはダブルが基本
春になって、新入社員らしいさわやかな若者を見ることが多くなりました。春は、やっぱりいいですね。そんな中で、どうしても気になることが一つ。それは、新社会人の皆さんのスーツの着こなし。
今のご時世を考えると、スーツを着るのは研修中の今の時期だけなんて人も多いとは思いますが、これから長い社会人生活をスタートするにあたり、スーツの着こなしにも少し興味を持ってもらいたいと思うんですよね。もちろん、新社会人になり、スーツを着慣れていないのは分かるのですが。
新社会人のスーツ姿で気になるのは、スーツのスラックスの裾上げ。シングルも間違いではないとは思いますが、しっかりとしたビジネスの場では、クラシックな雰囲気が出せるダブルが基本だと思います。先端に重みができる分、パンツのラインも綺麗に見せることができる効果もあります。また、スーツの色についても、ブラックはやめて、ネイビー、グレーを着てほしいですね。特に若々しさを強調できるネイビーのフレッシュな着こなしは、見ていて清々しいですよね。