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カッコよくなりたいオヤジの衣・食・住についての記録。

好きなものは変わらない

皆さんは、流行が好きですか、それともベーシックが好きですか?
私は、圧倒的にベーシックが好き。変わらないものが好き。
もう、いいおっさんの私ですが、実際、長いこと好きなものって変わっていません。

写真を整理したら、こんな写真が出てきました。当時、大好きだった雑誌のお気に入りのページのコピーです。もう、15年以上前のものだと思うけど、今でもやっぱり好きな感じ。
ほんと洒落てるよなぁ・・・まだまだだけど、自分なりにおしゃれ、楽しもっと!

 

アンティーク時計を革ベルトを変えて遊ぶ。こんな洒落た時計欲しい!
ちなみに、これはホイヤーのオータヴィア。今じゃ、高くてなかなか手が出ないですね。

腕時計のベルトで遊びたい。

続いては、この着こなし。スタンドカラーニットとか、ちょっとざっくりしたタートルネックの中に、シャツを入れる着こなしは、ずっと変わらず好き!

スタンドカラーニットの中にシャツの着こなし

ネイビーは、永遠の定番食。ネイビー、グレー、グレージュをうまく着こなせるようになりたいですね。

ネイビー大好き①

ネイビーとホワイト。ちょっとキザだけど、これもやっぱりかっこよいですよね。どこかに抜け感を作って、キザになりすぎないようにしたいですね。

ネイビー大好き②

 

スーツもネイビー。間違いないですね。

ネイビー大好き③

ドレス靴とデニム。表革のドレス靴だとやりすぎだけど、スエードなら良い感じですね。

デニムにドレス靴

 

いや~、どれもいいわ。15年経っても、まったく変わらず洒落てる。こんなスタイルを身に着けたいですね。

革靴を履き込むということ

 若い皆さんにとっては、ビジネスシューズとしてそこそこの値段の革靴を買うというのはハードルが高いのかもしれません。けれど、社会に出て20年以上の人間としてアドバイス出来るなら、なるべく良い靴を買って、手入れをしながら履き込む楽しさや、味の出てきた靴を履きこなすカッコよさを知ってほしいと思います。

 それは何故かと言うと、手入れをしながら履き込んだ革靴以上にカッコいい革靴はないと思うからです。いくら高価な革靴でも、新品のおろしたてでは、カッコよくないというのは、多くの方に賛同いただけるのではないかと思います。ある程度履き込んで、その人に馴染んでいる状態がカッコよいと思うのです。

 私は、途中あまり履かなかった時期がある場合もありますが、購入してから15年以上履いている革靴を5足以上持っています。ある程度の品質を備えた革靴は、手入れをすることで10年以上履けてしまいます。そうすると、買い替えたくてもなかなか買い替えることが出来ないのです。だからこそ、靴だけは少々無理をしても良いものを買うほうがいいよという意見が多いのだと思います。

 若い皆さんの中に、靴を履きつぶして捨てるのではなく、手入れをしながら履き込むことを楽しむ人が少しでも増えてくれればと思います。

小ぶりなダイバーズウォッチ

ダイバーズウォッチがいつかは欲しい!

と思い続けて、何年経ったかわかりませんが、未だにその思いは変わりません。

回転ベゼルが付いたダイバーズウォッチの男心をくすぐるデザインが最高にかっこいいですよね。ただ、細腕の私にとっては非常に選択肢が少なく、難しい分野かなと思っています。

そんな中、細腕の私にもこれはっ!と思うものがあったので、備忘録。

 

1つ目。BLOVAのシュノーケル。 ※画像は、借り物です。

BLOVA シュノーケル

これは35mmという、私にとっては、びったりのサイズ感。

ステンレスのダイヤルのヤレ感もたまりません。ブローバは、かなり時計好きな方じゃないと知らないメーカーにはなりますが、時計好きには人気のあるメーカーのようです。

 

2本目。オメガー シーマスター120。 ※画像は、借り物です。

オメガ シーマスター120

こちらは、オメガ。38mmというサイズは、ダイバーズウォッチの中では小ぶりで、私の腕にも合いそうです。ケースフォルムが良いですね。

 

どちらもヴィンテージの時計なので、なかなか実物を見ることが難しいですが、機会を見つけて気長に探そうと思います。

GORE-TEX搭載でありながらグッドイヤーウェルト製法のビジネスシューズ

雨の日用に新調したビジネスシューズが素晴らしい。GORE-TEX搭載で完全防水なのに、しっかり高級靴顔をしていて履いていてテンションが上がります。

これはREGALさんのものですが、REGALさんの底力を感じました。

GORE-TEX搭載のUチップ

ぱっと見では、とてもGORE-TEX搭載の革靴には見えないですよね。製法としてもグッドイヤーウェルト製法になっており、ソールの張替えにも対応しているとのこと。※ただし、防水性を担保するために1回までしかオールソールはできないそうです。

GORE-TEX搭載とは思えない端正なデザイン

ソールはラバーソール

前側の内張はGORE-TEXになっており、柔らかい足当り

 

GORE-TEXが搭載されているのは、雨の侵入を防ぐだけでなく、履き心地の改善にも貢献しています。内側にGORE-TEXが張ってあるので、足上がりが非常に柔らかい。

どうもこのシリーズは、すでに廃盤になっているようで、取り扱っているショップは少ないですが、見つけたら確保することをお勧めします。

 

より汎用性の高いストレートチップはこちら。

 

 

スーツのスラックスの裾上げはダブルが基本

 春になって、新入社員らしいさわやかな若者を見ることが多くなりました。春は、やっぱりいいですね。そんな中で、どうしても気になることが一つ。それは、新社会人の皆さんのスーツの着こなし。

 今のご時世を考えると、スーツを着るのは研修中の今の時期だけなんて人も多いとは思いますが、これから長い社会人生活をスタートするにあたり、スーツの着こなしにも少し興味を持ってもらいたいと思うんですよね。もちろん、新社会人になり、スーツを着慣れていないのは分かるのですが。

 新社会人のスーツ姿で気になるのは、スーツのスラックスの裾上げ。シングルも間違いではないとは思いますが、しっかりとしたビジネスの場では、クラシックな雰囲気が出せるダブルが基本だと思います。先端に重みができる分、パンツのラインも綺麗に見せることができる効果もあります。また、スーツの色についても、ブラックはやめて、ネイビー、グレーを着てほしいですね。特に若々しさを強調できるネイビーのフレッシュな着こなしは、見ていて清々しいですよね。

スーツの裾上げはダブルが基本

 

鹿革ライニングの履き心地と経年変化(オリエンタル)

 この秋冬で、もっとも履いた革靴は間違いなくオリエンタルのスエードシューズ。とにかく履き心地が良くて、気がづくと手が伸びてしまう。そんな靴です。スエードというと、ブラウンのイメージが強いですが、私の場合は、普段のビジネスシーンでは黒靴を履いており、カバンやベルトも黒が多いので、このブラックスエードが使いやすくていいですね。

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オリエンタルのブラックスエードシューズ

 アッパーは、たぶんCHARLES・F・STEAD(チャールズ・F・ステッド)社のスーパーバック。スエードの革靴では、比較的使われていることが多い革ですね。かなり履いたので、履き皺も入ってきていますが、馴染んできて良い感じです。

 オリエンタルのベベルドグッドイヤーグレードの革靴は、何度も言いますが本当に履き心地が良い。その構造的な理由は、

グッドイヤーxマッケイ製法によるソールの返りの良さ

・しなやかな鹿革を使ったライニング

だと思います。

 中でも鹿革のライニングは珍しく、おそらくオリエンタルだけではないでしょうか。鹿革のライニングは、とにかく足を入れた際の当りが柔らかくて、クッション性もあるので気持ちいい。これは経験しないと絶対分からないので、是非一度、足を入れてみて欲しいです。

 オリエンタルのライニングはナチュラルな仕上げなので、経年変化がどんな感じなのか気になる人もいるかと思い、ライニングの写真を撮ってみました。

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鹿革ライニングの経年変化

 ちょっと汚くて、申し訳ないですが、こんな感じの経年変化をします。すでに飴色になり始めていて、牛革に比べると経年変化は早い印象ですね。ブランドマークの刻印や、「Oriental」の文字もはっきり見えてきています。見た目はかなり変化していますが、当たりの柔らかさは損なわれていないので、その点は心配ありません。

 取扱店舗が少なく、購入できる店舗が少なかったオリエンタルですが、ジワジワと人気が出てきているようで、取り扱い店舗が増えてきています。ファンとしては、すごく嬉しいですね。気になった方は、一度、Orientalのホームページをチェックしてみてください。

oriental-shoemaker.com

オリエンタルのシングルモンクストラップ(Oriental、JosephⅡ)

 エンツォ・ボナフェのシングルモンクを買ってから、改めてシングルモンクの良さを感じていました。デザイン的には、紐靴が好きではあるのですが、ローファーほどカジュアルな印象にならないで、ビジネスで使えるデザインと脱ぎ履きのしやすさが魅力だと思います。

 ということで、表革のブラックカーフのシングルモンクで良いのがないかなと見ていると、大好きなオリエンタル(Oriental)に、ジョセフ(Joseph)というモデルがあることが分かりました。今回、手に入れたのはスペリオルグレード(Superior Goodyear)のJosephⅡというモデル。グッドイヤー製法で、アッパーにヨーロピアンカーフを用いたグレードのものです。

 いい顔つきですね。いつも思いますが、オリエンタルさんの靴は、本当にプロポーションが良いです。どの角度から見ても美しい。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ

 

 サイドからも綺麗。ストラップは、細いので控えめですね。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(サイド)

 小さめのヒールカップ。足の形にそって、うねっていますね。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(ヒールカップ

 

 フロントから。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(フロント)

 フロントのストラップ部分がV字状になっていない構造で、スリッポンにストラップがついている感じです。履き口も広くなっているので、踵が抜けてしまわないかが心配になりますが、ヒールカップが小さくなっていて踵の吸い付きが非常に良いので、踵抜けはありません。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(履き口)

 インソールのロゴ。ほんとセンスがいいです。抜群にカッコいい。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(インソール)

 ライニングの革もナチュラルなものが使われています。ベベルドグッドイヤーグレードは、鹿革が使われていましたが牛革ですね。鹿革ほど、柔らかくはないですが、ソフトで良い感触です。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(ライニング)

 ソールもヒドゥンチャネルで綺麗。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(アウトソール)

 ウェスト部の絞り込みがすごいのが分かると思います。土踏まずの辺りのフィット感が、抜群ですね。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(ウェスト部)

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(アッパー)

 アッパーは、ヨーロピアンカーフとのことです。おそらく、アノネイのボカルーだと思います。室内で、屈伸したりしてなじませただけですが、もっちりしていて、皺の入り方も上品。

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オリエンタルのジョセフⅡ、Oriental、JosephⅡ(アッパー)

 やっぱり、ワタシの足には、オリエンタルの木型はあっているようで、フィット感がすごいです。また、お気に入りが出来ました。大切に育てていきたいと思います。