トウの削れを守るっ!(ビンテージスチール)
今回は、革靴のトウの削れを防ぐために、ビンテージスチールのみをつけた場合のご紹介です。この方法は、革靴はレザーソールに限るぜっ!っていう、硬派は方々に支持される補強方法でしょうか(笑)
特徴としては、本来、オールソールの革靴が持つ、美しさを損ねずにトウ部分の補強ができるということでしょうか。個人的には、トウにだけ付いたスチールがアクセントになって、ちょっとカッコよくなるとも思います。
こちらが装着した様子です。スチールがはまる部分だけを削って、段差なく装着されていて、非常に綺麗。さすがプロの仕事ですね。
ソールの腹の部分は、そのままなのでレザーソール雰囲気はそのままです。
アップの図。こうやって見ると、腹の部分もアスファルトを歩くと、結構、削れていることが分かります。
改めて、特徴をまとめると、以下のような内容かと思います。
- トウの先端のみを補強するので、レザーソールのカッコよさを損ねない。トウのスチールがアクセントになって、むしろカッコよくなる。
- レザーソールは、ラバーソールに比べて、通気性が良いと言われていますが、通気性を損ねることがない。
- 玄人っぽさを出せる(笑)
ビンテージスチールだけの補強方法は、その革靴が持つ本来の美しさを保つという意味では、やはり優れた補強方法だと思います。ただ、ハーフラバーを張ると、タイル張りの床でも滑りにくくなったり、少々の雨で地面が濡れている場合でも気兼ねなく歩けたり、オールソール交換の頻度を大幅に下げれたりと、副次的なメリットが大きいので、見た目よりも実用性を優先して、私はハーフラバー派です。だったら、最初からラバーソールの靴を履けよ!ってご意見もあると思うのですが、履き心地としては、やっぱりレザーソールのものが好きなので、レザーソールの革靴にハーフラバーを張るというのが、ワタシの定番になっています。
ハーフラバーだけの補強例はこちら。
トウの削れを守るっ!(ハーフラバー) - 四丁目の記憶(仮題)
ビンテージスチール&ハーフラバーの補強例はこちら。
トウの削れを守るっ!(ビンテージスチール&ハーフラバー) - 四丁目の記憶(仮題)